プロフィールにも書いてありますが、私には甲状腺の腫瘍があり、それがまあ悪性のニオイがプンプンしてるわけです。
ノドに針を刺して細胞を取ってきて、良性か悪性かを調べるための検査を先日行ってきました。
「穿刺吸引細胞診」と言う検査です。
病院による違いは大きくあると思いますが、一つの体験談としてご参考になりましたら幸いです。
穿刺吸引細胞診に至るまで
この検査に至るまでは、内分泌内科で血液検査や超音波検査をしていました。
血液検査は気にするほどではない(橋本病の疑いがありましたが、診断される数値ではない)が、超音波検査での腫瘍の様子が怪しい。
と言うことで内科ですることは「今はないよ」となりまして、耳鼻咽喉科で診てもらう流れとなりました。
耳鼻咽喉科のイメージが風邪や花粉症、中耳炎とかその辺りしかなかったので、新鮮でした。
検査当日
当日の準備としては「前開きの服」が勧められていますが、私の行った病院では首周りが大きめの服でも大丈夫でした。
- 針を刺すのに邪魔にならないように
- 消毒液が服に付く可能性があるので、万が一汚れても目立たない服
この辺りだけ気にされるといいかと思います。
私はいらない服とはいえ白めの服で行ってしまったので、
「帰る時に汚れてたら気になるでしょ?」と放射線技師さん(?)にとても気を遣わせてしまいました。
そして、耳鼻咽喉科の先生と病理の先生が来られて3人で検査を進められました。
まさか3人も来るとは思わず、緊張。。
いざ、検査!
放射線技師さんが超音波を当て、先生と針を刺す場所や角度を確認。
仰向けになって受けていたので、どういうもので検査をしたのかは分かりません。
「検査中に唾を飲んだり、声を出すと危ないので気を付けてください。針を刺す前に声をかけますので、最後に唾を飲んでもらったら針を刺しますね。」
と言われ、さらに緊張感の増す私。
採血に似たような痛みの程度なので、麻酔はありません。
「はい、唾を飲んでください。」
いざ、開始で緊張がピーク!
チクッとしてグーっと入ってくる感じ。確かに採血に似た感覚です。
似た感覚ですが、やっぱり違う。だってノドですもん。(泣)
特別痛くはないですが、怖さとノドに針が刺さってるな〜という気持ち悪さや違和感でソワソワ。
刺している間、シュコシュコ吸ってるような音がしました。機械の音なんでしょうかね。
こういう時、自分の体内でどんな風になってるのか想像しちゃって怖くなっちゃいますよね。
ほんと良くないです。笑 出来る人は違うことを考えましょう!唾は飲まないように意識して!
そして、針が抜かれました。体感30秒ぐらいでしょうか。
(終わった〜〜〜)
とめちゃくちゃホッとしてたら、
「今の、もう一回耐えられそうですか?」
(うそでしょーー!?でもこれちゃんとやっとかんと今頑張った意味も無くなったら絶対イヤ!)
と気合い入れて2度目の開始です。
次は目をつぶって意識を別のところに持っていくつもりで乗り越えました。
2度目の針が抜かれ、耳鼻咽喉科の先生と病理医の先生が話して、「何かしら取れてそうです。」みたいなことを言ってたような感じで、なんとか検査が終わりました。(最後が雑ですみません。)
検査後の注意事項
- お風呂に入らない(シャワーはOK)
- お酒を飲まない
- 運動をしない
この3点を言われました。
血流が良くなることは検査当日はダメなんですね。
おまけ 検査後の私
検査後、検査室から出るために仰向けから座る姿勢になると、様子がおかしい。
歩けなくはないので、ひとまず待合の方へ出ました。
放射線技師さんと先生が一緒に来てくれて、視界がチラチラ?チカチカ?していて、下手したら吐き気が込み上げてきそうな怪しさがあることを伝えたところ、ストレッチャーで運ばれ耳鼻咽喉科の診察室で30分ほど休憩することになりました。
体がスースーするような感覚があったので、冷や汗もあったと思います。
おそらく迷走神経反射だろう、ということを先生同士で話していました。
以前、帝王切開で出産して4日後ぐらいに長女の手術後の説明を聞いていた時にも起こったことがありました。
疲れている状態で強いストレス(緊張)があると起こることがある、体の反応です。
決してびびらせたくて書いているわけじゃないんです!
いつもの体調なら難なく終えて、ササっと家に帰れたはずです。
確かにこの日は、いつも以上にコニー(次女)の夜泣きがあって、生理も始まって、午前中は児童館イベントに連れてって、と私的に疲労と眠気の中の検査でした。
少し横になってゆっくりすればすぐに落ち着きましたが、迷惑をかけてしまいました。
検査を受ける方は、前日からよく寝てゆっくり休んで、当日の予定は検査のみにするぐらいが良さそうです。
ちなみにノドの違和感はだいたい当日で落ち着きます。上を向いたりすると検査の次の日も違和感が多少ありましたが、全く支障はありません。
是非ともご無理のないようになさってください。
それではまた〜
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