今回は私と同じように病気を持ったお子さんがいる方や、妊娠中にお腹の中で赤ちゃんをお空に見送った方にどうしてもオススメしたい漫画の紹介です。
『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!』
早速タイトルの紹介です。
作者の竹内文香さんの長女ちゃんに、
- 中間生記憶(お腹に宿る前の中の記憶)
- 胎内記憶(胎児の頃の記憶)
があり、空からお母さんとお父さんを見てた話や、お空で周りにいた子たちとの会話、神様とのやりとりまで覚えています。
さらには、お腹に宿る前の子(魂?)や胎児とお話をしたり。
- どうやってお腹に宿るの?
- 空の上ではどんな風に過ごしてるの?
- 生まれてくる時ってどんな感じ?
いろんな疑問に長女ちゃんの知る答えを出してくれます。
こういう系統の話はどうしても受け付けない!という方以外はぜひ一度手に取ってほしいと思う漫画です。
(あくまで長女ちゃんの知る限りのことを教えてくれているだけです。納得されるかどうかは読み手側の自由です。なんでもそうですが。)
赤ちゃんがお腹の中でお空へ帰ってしまったのはなぜ?
流産で赤ちゃんを亡くされた方へ、読んでみてほしいお話です。
赤ちゃんがお腹の中でどんな風に過ごして、何が起きて、どうしてお空へ帰ることになったのか。
そして、その後お空でどうしているのか。
私たちは自分の見える世界しか知らず、赤ちゃんがどう考えたのか分からず、悲しみに浸ることしかできません。
そんな時、赤ちゃんの意思や行動の理由が分かれば、悲しみを乗り越える一歩になるのではないでしょうか。
どうして病気を持って生まれてくるの?
病気を持つ子の親御さんに読んでみてほしいお話もあります。
その子本人にも、勇気と誇りを与えてくれるお話になっていると思います。
私が初めてこの漫画を読んだのは長女コイチが亡くなってからです。
このお話を読んだ時に、コイチをますます誇らしく感じました。
熱量を持って伝えたいですが、ネタバレしそうなので、とにかく読んでみてほしい!!!としか言えなくてしんどいです。笑
かつて子どもだった私たち、すべての大人に。
コイチがお空へ帰ってしまった時は、
「苦しくなかったかな。」「生まれたことをどう感じていたかな。」
と心配になることがとても多かったです。
子どもにはやっぱり幸せに生きてほしいと願うものですよね。
だから、こうして新しい目線で見られるチャンスをくれる長女ちゃんと竹内さんにとても感謝しています。
私は漫画を読み返すタイプではないのですが、この漫画は何度も何度も読みました。
お子さんの命について辛い思いをされた方はもちろんですが、子育てに疲れた方(というか疲れますよね!笑)にも読んでほしい漫画です。
そして、かつて子どもだった私たち大人にも響くし、自分はどうだったかなと考えさせられます。
皆さんの心が少しでも和らげばいいなと思います。
ちなみに2巻も出ています!どちらもオススメです!!
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